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2024年04月12日

第7回院内研修発表会に参加して

7回院内研修発表会に参加して

令和6年3月26日に当院で第7回院内研修発表会が開催されました。この院内研修発表会は、各部署の現状と課題を職員のみならず、組合長、両町の議員の方々、社会福祉関係機関の方々と共有し、島全体の医療の質の向上、地域住民の方々から信頼される病院につなげること、さらに今後の医療、福祉、地域の連携を深めるために行われました。組合長はじめ、両町議員、両町の関係機関の方々に多数参加していただきました。

発表では、5名の演者が自身の部署や役割での取り組みと課題についてスライドを使用し10分ほどで発表を行いました。いずれの発表も、患者様へより良いケアを提供できるために取り組んでいること、安全安楽を守るための取組、病院運営をも考えられた新しい検査の導入についてや、医師や看護師が常に切磋琢磨しながら医療の質を維持またはアップデートできるよう取り組んでいること、島民の未来までを考えた病院運営、今後の病院のみならず他職種連携についての発表があり、非常に内容の濃い院内研修発表会となりました。今回の院内研修発表会は、利尻島の医療や福祉、介護のさらなる発展に繋がる実りあるものとなったと感じました。

 

                         看護師  千田  恵




2024年04月02日

「看護補助者との協働のための研修」

タイトル:看護科研修 「看護補助者との協働のための研修」
2024
327
当院看護科科長から看護師対象に、看護補助者と協働する看護業務の基本的な考え方についての講義がありました。24時間体制で行われるケアは看護師だけでは充足する事は難しく、日常生活上のケアにおいて看護補助者が担う業務に生活の多くを支えられています。患者の療養、診療が安全・安楽に行われるためには、看護職が自らの責務を常に念頭に置く必要があり、保助看法において、看護師の独占業務は「療養上の世話」と「診療の補助」となっています。看護補助者が行うケアは「看護の専門的判断」を行わず、標準化された手順に沿って実施できるものでなくてはなりません。そのため「的確でわかりやすい指示をする」「お互いの仕事を理解する」「声をかけあう」「確認しやすい、依頼されやすい、相談しやすい関係性を築く」「不安を感じる、危険である行為があった場合は、個人否定ではなく行為に対して注意・指導する」などが必要です。講義を聴講し、互いに思いやる心を大切にし、同じ目的のために協力して働くこと、「コラボレーション」「パートナーシップ」の気持ちを根底にもつことが大事であると学ぶことができました。

                                不破 深雪

2024年03月25日

最近のワクチンについて

令和6年3月21日に村尾医師を講師に「最近のワクチンについて」という講義が行われました。

2020年頃よりCovid-19が確認され、パンデミックとなりました。ワクチン開発が進み、当初2社で製造されていたワクチンが、2023年より日本の会社でも作成・認可されていることを医療従事者ながら初めて知りました。

またここ最近では、小児ワクチンに新たな種類のものが認可され、接種回数が減っていくと思われるものや、インフルエンザワクチンに点鼻薬が登場することなど、日々研究・開発が進み、情報のアップデートや患者様への正しい情報提供をすることの必要性を改めて感じました。

メリット・デメリットや有効性等、情報の収集を行い患者様やそのご家族にとってベストな選択となるお手伝いができるよう日々研鑽に励みたいと思います。

記載:宗像

2024年02月23日

R5年度2月15日薬事・放射線・医療機器研修会

令和6年 2月15日(木)薬剤部・放射線科・臨床工学科関する研修会がそれぞれの視点での講義が行われました。

薬剤科長の小西さんより「麻薬取扱手続きの実際」について “麻薬の定義”や病院内外での管理等いかに厳重に取り扱われているかを知りました。

放射線科佐藤さんより「被爆について」放射線防護の基本、被ばくによる障害等説明があり放射線について改めて認識できました。

臨床工学科長の工藤さんより「除細動器について」院内にある機器を実際に使用し、使用できるモードの操作方法と安全に使用するための注意点を知りました。

どの内容も患者さんに安心・安全に医療を提供する為には再認識・再確認が出来て有意義な研修会となりました。

 1            記 斉藤

       







2023年12月25日

褥瘡研修会

褥瘡研修会

2023年12月19日、横井看護師を講師として褥瘡研修会が開催され、「入院中も退院後も使える褥瘡予防の最新知識とケアのポイント」というテーマの講義を聴講しました。

講義は、褥瘡発生のメカニズムから改めて考え、褥瘡リスクに応じたマットレスや物品の選び方、ケアの方法を学ぶ内容でした。ケアの方法の一つとして、簡易的な泡立て方法の実技もありました。また、マットレスやオムツなど当院が使用している物品の種類や特性を知り、どのような人に使用すべきか学ぶことができました。

さらに、入院中のみでなく退院後の支援については入院中にどのような支援を行ったのかを踏まえつつ、患者・家族の考えや想いを尊重し、在宅看護へ移行していくことが大切であることを学びました。

今回の研修では、患者個々の状態やADLから適した環境調整、ケアを行うことで褥瘡予防に繋がり、退院後も継続した看護が行えるよう支援体制を整えるだけでなく、患者・家族の意思尊重をしていくことが必要だということを考える良い機会になりました。


福士亜美



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