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2018年06月07日

緩和ケア研修会が開催されました


  5月24日に札幌清田病院 緩和支持医療センター 緩和ケア内科の小池和彦医師による「適切な緩和ケア実践の為に~知っておきたいスキルと大切な考え方~」というテーマのもと院内緩和ケア研修会が開催されました。
 かつてのがん医療の考え方は、緩和ケア=終末期医療でしたが、現在の考え方はがんと診断されてから緩和ケアは始まり、亡くなってからも遺族ケアとして続くものであること、薬を上手に使用する事でがんの痛みがコントロールされるということ、緩和ケアの大事なことは多職種でのチームでの話し合いやアプローチだということを勉強するよい機会となりました。
 利尻でも終末期を迎える患者さんが都市部と同様にいらっしゃいます。人生の最後を迎えるにあたって、本人が何を目標に、何を大事にしているのかを患者さんや家族と話し合い、共に同じ方向に向かえるように、又、本人や家族の理想にどれだけ近づけるかを常に考えつつ、辛さに寄り添った看護をしていきたいと改めて感じました。研修の最後には心を揺さぶられる動画視聴があり、涙をぬぐう姿や鼻水をすする音に包まれた会場となったのが印象的な研修となりました。 
 小池先生本当にありがとうございました。

                                   看護師  藤野

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