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2019年01月10日

レクレーション「十五夜敬老会」を行いました



 9月25日(火)、レクレーション「十五夜敬老会」を行いました。
 認知症予防のレクレーションの一環として、今月は敬老の日と十五夜とがある事から「十五夜敬老会」を催しました。手作りのメッセージカードに家族やスタッフから一言書いたものを用意。みんなで集まって宝引きを楽しみました。
 宝引きとは島外の方は馴染のない言葉かもしれませんが、島では親類縁者、ご近所同士が集まれば必ず行われるような恒例の遊びで、長い紐の先に当たりの目印をつけて、親がひとまとめにして人の輪の中心に紐を投げ出し、皆は我先にと当たりそうな紐を選んで引っ張るというもの。みんなが大好きな遊びです。
 レクレーションには10人前後集って頂き、円卓を囲んで宝引きをして、当たりを引きと歓声が上がります。普段は表情に乏しい患者さんもこの日だけは笑顔になり、スタッフや家族にも囲まれて、皆でとても楽しい時間を過ごせました。
 手作りのメッセージカードには一人一人のお名前が入っていて、ご家族にも協力して頂き、その人それぞれに送る敬老を祝う言葉が書いてあります。部屋に戻ってから声に出して呼んでくれている患者さんもいて、簡単なカードと少しのお菓子しか用意できなかったのに皆さんに喜んでいただき、こちらも温かい気持ちになりました。
 単調になりがちな入院生活に季節感を感じて頂き、身体を動かして気分転換を図り、皆で集まって楽しい時間を過ごすことができ、良いレクレーションとなりました。

                                 病棟看護師 中澤亜紀子

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