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2024年10月16日

褥瘡研修会を終えて

褥瘡研修会を終えて

令和6年度9月19日に白十字の茂野さんによる褥瘡研修会が行われました。この研修会では、実際に様々な種類のオムツやパットを手に取って触らせていただきました。また、尿と想定した水を含ませたオムツの状態など、患者様が使用している状態を触って体験しました。

色々な説明がありましたが、印象に残っている内容としては、オムツに使用してある「パルプ」というものが、皮膚かぶれや肌の状態を維持できるよう弱酸性素材のパルプを使用していることです。オムツ内の菌増殖を抑制、皮膚バリア機能を正常に整えていることがわかりました。オムツ内の快適性UPのための「ムレ軽減・股下などの違和感軽減・弱酸性に保つ」この3つのポイントも知ることができました。また高齢者は成人と比べて睡眠自体も変化します。ノンレム睡眠が少ないため、通常のオムツの交換頻度だと夜間の交換時に安眠妨害させてしまうことがあります。今回研修会を行ってくれた業者さんのオムツでは、吸収率の良さや上記の3つのポイント+交換回数を減らし患者様の安眠を促すといった工夫がありました。

オムツやパットそれぞれに使用する患者様の皮膚トラブル軽減や、着用している時の安心感、また職員の負担軽減や業務の効率化など、とても考えられていることがわかり、知らなかった知識を知ることができた研修会でした。適切なオムツの使用が褥瘡や皮膚トラブルの予防に繋がることがわかったので、この知識を今後の業務に生かしていきたいと強く感じました。   

看護助手:福士琴音

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